丸い地球の上に当たる

uued

2016年08月25日 18:08



「世界一周の旅」の旅は冷戦終結の数年前の旅であったと思うが、成田から太平洋横断して、シアトル経由アトランタへ、JALアトランタ線就航記念の行事の一つであった。
アトランタからNYに行き、NYから大西洋横断でパリへ、パリからロンドンへ向かい、帰りはシベリア上空経由成田への旅であったが、パリのシャルル・ドゴール空港から
ロンドンのヒースロー空港へ向かい、ヒースロー空港からシベリア上空経由成田と約10日間ほどの旅であった。ヒースロー空港からJALで成田へ向かうが、夕方、ヒースロー
空港を飛び立つと、眼下には夕暮れのスカンジナビア半島が世界地図を見ているかに様に写しだされた。そこからシベリア上空に向かい成田を目指すのであるが、シベリア上空DR REBORN抽脂
に入ると、もう暗くなっていたが、下からサーチライトで我々の飛行機を追いかけてくるのである。冷戦終結前のことであったので、監視されていたものと今となって思う次第で
現在はどうなっているかは分からない・・・・・。シベリア上空で夜が明け、眼下にはシベリアの様子が良く見ることができた。これ以前はアラスカのアンカレッジ経由でヨーロ
ッパへ飛んでいた。最近のアンカレッジの名前もあまり聞かなくなってしまった。これも冷戦終結の結果かと思う。シベリア上空の話に戻るが、眼下にはツンドラのシベリアの様子
が良く見えた。私の認識が間違っていたのかもしれないが、シベリアのツンドラの川は北極海に向かって流れているとおもった。それは、ツンドラの川の始めが、北極ではなく、
シベリアのツンドラ地帯が川の始めになっているのが良く見えたのである。丸い地球の上に当たる(正確には北であろう)北極海に向かって流れて行くのであるから、所謂、地球の
下から上に向かって流れて行くのであるから不思議な感じを受けたものである。しかし、北海道の知床には、流氷が北極から流れてくることを思うと私の認識が間違っていたのかも
しれない。それとも北海道には、親潮と呼ばれアリューシャン列島から海流が流れて来るのでそのせいかもしれない。実際、黒潮と呼ばれる海流は南から北に向かって流れているの
であるから、南から(地球の下から上に向かって・・・・)北に流れてもおかしくはないことになるが・・・。そのような光景を目にしながら、日本海上空の手前に来たので、眼下
を見ていたが、急に上昇し雲の中に入ってしまい、眼下は見えなくなってしまった。そして、雲が切れて眼下が見えて来ると、すでに銚子方面から成田空港に着陸する体制に入っていた。
冷戦が終結し、今はどうなっているかわからないが、太平洋横断、大西洋横断とはまた違った経験をシベリア大陸横断で経験することができたと思う次第である數學DSE



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